2016年9月 No.98
 

●下水道展’16名古屋で塩ビ製配管の耐震・長寿命・リサイクル性能をPR

耐震コーナー

 「下水道展’16」は7月26日〜29日まで、ポートメッセなごやで開催されました(主催:公益社団法人日本下水道協会)。
 今回の下水道展では「日本発!くらしを支える底力」をテーマに、防災意識が高まる中で、都市部で急増しているゲリラ豪雨に対応した雨水対策システムや雨水マス、耐震へ対応した管路やシステム及び製品などが展示されました。一方、下水道の老朽化が昨今話題になっているのを受けて、その更新方法としての非開削での管路の補修など、インフラ整備についても多くの展示がありました。
 期間中、塩化ビニル管・継手協会は「耐震・長寿命・リサイクル」をコンセプトに、塩ビ管の断面をイメージした円形天井のブースデザインで、来場者の目を引き付けました。

リサイクルコーナー

 耐震コーナーでは、塩ビ製可とうマンホール継手を使用した下水道本管及び伸縮継手を使用した取付け管の耐震配管モデルを展示。その可動性を実際に手を触れて実感してもらうなど、耐震配管の理解ができる展示となっていました。また、長寿命コーナーでは30年・35年間使用した埋設管を展示し、塩ビ管の耐久性を説明したほか、リサイクルコーナーでは、リサイクル受入場に持ち込まれた使用済み塩ビ管やリサイクル塩ビ管の原料となる粉砕品の展示など、リサイクルの流れに沿った展示が好評でした。

●お知らせ/「2050年目標を見据えた建築物の持続性と高性能化を考えるシンポジウム」in 東大

シンポジウムのプログラム
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シンポジウムのプログラム

 「2050年目標を見据えた建築物の持続性と高性能化を考えるシンポジウム」(主催=塩ビ工業・環境協会/後援=国土交通省、経済産業省他)が11月18日の午後1時から、東京文京区の東京大学伊藤国際学術センター(伊藤謝恩ホール)で開催されます。
 建築物を建てるにあたり、長期的な資源・エネルギーコストの上昇、災害に耐えうる建築物、健康などに関するユーザーの関心が高まる中、改修・リノベ−ションにいかに応用していくか、どのようにビジネスとして育てていくかを、ZEB(ネット・ゼロエネルギー・ビルディング)、ZEH(ネット・ゼロエネルギー・ハウス)などの事例を参考に、専門家と共に考えるシンポジウムです。
【申込みはこちらから】 URL:http://www.vec.gr.jp FAX:03-3297-5783