2014年3月 No.88
 

「エコプロダクツ2013」に7年連続出展(VEC・JPEC)

テーマ別の製品展示で「長寿命で、生活に役立つ塩ビ」の姿をまるごと紹介

 環境配慮型製品の展示会「エコプロダクツ2013」(日本経済新聞社、(一社)産業環境管理協会主催)が、昨年の12月12日〜14日まで、江東区有明の東京ビッグサイトで開催され、VECとJPECが7年連続で共同出展。テーマ別の製品展示により、「長寿命で、生活に役立つ塩ビ」の姿を、まるごと紹介し、盛況を呈しました。出展者数702社・団体を数えた今年のエコプロダクツですが、期間中、天皇皇后両陛下の行幸啓を賜り、例年にも増して、出展者・来場者の環境意識が強く感じられる展示会となりました。

 ブースは今年もオール塩ビ製。白色の塩ビパイプで骨格を組み、各ユニットに波板や低発泡板、メッシュターポリンなどを配した明るく開放的な空間デザインです。

 

 
 「PVCは、省エネで快適な住環境に貢献します」のコーナーでは、樹脂サイディングや樹脂サッシのサンプルなどを展示して、省エネで快適な住まいづくりに欠くことのできない塩ビの有用性をアピールしました。    こちらは「長く使って、更に再利用。PVCは、省資源でエコな素材です」のコーナー。40年以上の長期埋設管や、パイプのリサイクル工程の展示などのほか、被災地宮城で回収されたパイプを再生した「宮城パイプ」が復興に貢献していることも紹介。
 
 「PVCデザインアワード2013」の大賞、優秀賞受賞作品などを中心に紹介したのが「PVCの新しい展開」コーナー。ファッション性、デザイン性に彩られた塩ビの新しいイメージが、来場者の驚きを誘っていました。    ブース中央では、血液バッグや薬のPTP包装など、医療や健康分野で利用されている塩ビ製品を紹介。また、食品サンプルや水に強い塩ビ本などの塩ビグッズの展示も人気を集めました。
 
 より多くの人に見学してもらうため、今年もクイズラリーを実施しました。エコプロダクツ全体の入場者数約17万人のうち約2万人が小中高校生とあって、ノベルティに用意した塩ビ製の縄跳びも大人気。    昨年につづき、会場内エコツアー「素材の力で未来を変える」の中で、塩ビのブースが取上げられ、ツアー参加者は環境コンサルタントの分かりやすい説明で塩ビの環境特性などを学習していました。