2010年12月 No.75
 

塩ビ管の耐震性アピール「松山水道展」(塩化ビニル管・継手協会)

  協会の展示ブース

 (社)日本水道工業団体連合会が主催する「松山水道展」(第44回水道資機材展示会/(社)日本水道協会ほか共催)が、「水道の安全は社会の安心です。計画的な更新を!」をテーマに10月20日〜21日の2日間、愛媛県松山市の松山中央公園/運動広場で開かれ、塩ビ管の耐震技術を紹介した塩化ビニル管・継手協会のブースに注目が集まりました。
 期間中、同協会ではRR(Rubber Ring)管(接続部の内側にゴム輪を入れて地震の地盤歪みを吸収する塩ビ管)とRRロング管(接続部の受け口を長くして伸縮性を高めたもの)を数多く展示。過去の地震発生時にRR管の被害が少なかったこと、RRロング管は被災経験が少ないものの被害がなかったことなど、徐々にその耐震性能が実証されつつあること、地震大国・日本の水道を守る上で、塩ビ管の耐震性が大切な役割を担っていることを効果的にアピールしました。

RR管、RRロング管の展示

 なお、水道用塩ビ管の耐震性については、(社)日本水道協会の「平成19年度 水道統計」から、RRロング継手が「耐震適合性がある管の割合」として算定対象になりました。下表は「平成20年度 水道統計」です。


規模別の耐震継手を有する管路延長等及び法定耐用年数(40年)を超えた管路延長
注)耐震適合性のある管の割合とは平成18年度管路の耐震化に関する検討会報告書(平成19年3月)において基幹管路(導水管、送水管、配水本管)が備えるべき耐震性能を満たすと評価された管の布設延長の割合。ただし地震の被災経験が少なく、十分に耐震性能が検証されていない管種、継手を含んでいる。
※(社)日本水道協会 平成20年度水道統計(施設・業務編)より抜粋


「塩ビ管・継手リサイクル」のPRポスター作成(塩化ビニル管・継手協会)

 塩化ビニル管・継手協会が「塩ビ管・継手リサイクルのPRポスター」を作成しました。官公庁や管工事組合を中心に、PR配布させて頂く予定です。
 お問合せは、塩化ビニル管・継手協会(電話:03-3470-2251、http://www.ppfa.gr.jp)まで。

 

東京中央区の「2010年 子どもとためす環境まつり」に出展(VEC)

 中央区環境保全ネットワークと中央区が共催する「2010子どもとためす環境まつり」が10月9日、区立佃島小学校で開催され、協賛団体として出展した塩ビ工業・環境協会(VEC)が、プラスチックの基礎知識や塩ビのリサイクルの事例などを紹介して好評を博しました。VECの出展は昨年の平松小学校に続いて2回目。
 「子どもとためす環境まつり」は、同ネットワークが「地域の子どもたちの環境マインドをみんなで育てよう」と区内の小学校を会場に巡回開催しているもので、今回で7回目。毎回、中央区内の市民団体や企業などがブースを設けて楽しい展示を行っており、今回も32の団体・企業が参加して多彩な展示活動を繰り広げました。体育館の一画に設けられたVECのブースでは、話題の「フラクタル日除け」など塩ビのリサイクル製品や小学校での出前授業に使う色々なプラスチック見本の展示、さらには塩ビのリサイクル消しゴムの配布などを行って資源の大切さをアピール。ブースにはおおぜいの親子づれが訪れてスタンプラリーなどを楽しみながら環境学習に励んだほか、中央区の矢田区長も姿を見せ、興味深げに塩ビ業界の環境活動の説明に聞き入っていました。

佃小学校の体育館   親も子も興味津々   矢田区長(中央)も来場

 

「リフォーム博2010」で塩ビサッシ・サイディングの環境性能をPR(VEC)

  VECの展示ブース。塩ビミニハウス(右)も展示

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は、11月12日〜14日まで、東京有明の東京ビッグサイトで開かれた「日経住まいのリフォーム博2010」(日本経済新聞社主催)に出展。住宅エコポイントで注目の塩ビサッシや、長寿命でメンテナンスいらずの外装材・塩ビサイディングを中心に、地球温暖化防止に貢献する塩ビ建材の役割をPRしました。
 「日経住まいのリフォーム博」は、“快適で安心なリフォーム”のための最新情報を一堂に集めて毎年開かれているもので今年で第6回。期間中VECは、ブースの一画に塩ビサイディングと塩ビサッシなどさまざまな塩ビ建材を組み合わせて作ったミニハウス・ビエンポッドを設置したほか、塩ビサッシの断熱効果・防音効果を実感できる体験ボックスなどを展示して塩ビの環境性能を紹介。会場は、塩ビサッシのエコポイントの内容を尋ねたり、体験ボックスでその効果を確認したりする来場者で、連日賑わっていました。

断熱効果の体験ボックス   塩ビサッシ   塩ビサイディング