2008年6月 No.65
 

●第14回「建築・建材展」で塩ビサッシ・塩ビサイディングをPR

モデルルームなどを駆使した
手触り感豊かな展示会

 樹脂サッシ普及促進委員会と樹脂サイディング普及促進委員会は、3月4日〜7日まで、江東区・有明の東京ビッグサイトで開催された「建築・建材展2008」(主催;日本経済新聞社/後援;経済産業省、国土交通省、環境省ほか)に共同出展し、21世紀のエコ住宅を担う塩ビサッシと塩ビサイディングの役割を4日間にわたってアピールしました。
  同展は、「安全・安心な住宅・建物づくり」に関するさまざまな情報発信の場として知られるもので、第14回目を迎えた今回は、出展社数311社、出展小間数698小間という過去最大規模での開催となりました。
  両委員会では、期間中、サイディングの外壁に実物の塩ビサッシを取り付けたモデルルームを設置したり、塩ビサッシの性能が体験できる結露試験装置や遮音体験機を展示したりして、手触り感豊かなPR活動を展開。ブースを訪れた来場者の中には、「住宅の省エネには窓の断熱化が有効だと、ちょっと前にテレビで聞いたばかり。それ以来塩ビサッシに興味を持ったが、こうして実物を見ると遮音効果の高いことも含めて、性能が実感できる」「塩ビサイディングのことはよく知らなかったが、担当の人の説明では、長寿命で軽量、しかもメンテナンスフリーとのこと。それに落ち着いた上品な色彩が揃っていることも魅力だ」といった感想を洩らす人もあり、来場者の応接に当たった関係者は、「温暖化問題への意識の高まりから塩ビサッシについての社会的認知度は高まってきている。サイディングについてはもう少し時間が掛かりそうだが、こうした広報活動を積み重ねることで徐々に普及が進んでいくと思う」と語っていました。

 
担当者の説明で、塩ビサイディング・塩ビサッシの環境性能を納得

 

●『塩ビ製品カタログ』改訂版発行。再編集でさらに使いやすく

 現代社会や生活のさまざまな場面で活躍する塩ビ製品の数々を網羅したパンフレット『塩ビ製品カタログ』の改訂版(version2)が発行されました(制作=塩化ビニル環境対策協議会/塩ビ工業・環境協会;A4版カラ−、36頁)。
  2005年4月の初版発行以来、カラー写真をふんだんに使ったデザインと分かりやすい製品説明が好評を集めている『塩ビ製品カタログ』。今回の改訂版では、製品群をこれまでのタイプ別(硬質/軟質)から用途別(土木・建築/住宅/内装/包装/園芸/一般用)に整理し直した上で、内容もさらにボリュウムアップ。特に、一般用の部門で、手袋・長靴、バッグ、保育用品、健康グッズ、塩ビ図書などの項目を新たに立てて、より詳しい解説を加えているのが特徴です。
  塩ビ製品の幅広い用途と多彩なレパートリー、そして、私たちの生活と塩ビとの深い関わりは、この一冊で一目瞭然。巻末には、塩ビ製品の作り方や、各製品ごとの主な問合先(製造メーカー、業界団体)を紹介した便利な情報ガイドも。
  『塩ビ製品カタログ』をご希望の方は、協会事務局まで(Tel 03-3297-5601、Fax 03-3297-5783)。