1998年12月 No.27
 
 

★ VECのホームページがオープン

 
  塩ビ工業・環境協会(VEC)のホームページが、去る11月19日からオープンしました(アドレス=http://www.vec.gr.jp)。塩ビと地球環境、ダイオキシン問題、内分泌撹乱物質(環境ホルモン)問題などに関する最新情報を分かりやすく紹介しているほか、塩ビのリサイクルシステムの構築やリサイクル技術開発の状況、内外のトピックスなど盛りだくさんな内容。環境問題に関心をお持ちの方は、当協議会のホームページ(http://www.pvc.or.jp)と併せて、ぜひご利用ください。

 

★ 「Fact Finders」(FFS)を知っていますか?

 
  インターネットの話題をもうひとつ。「Fact Finders」(FFS)をご存じでしょうか?欧米には現在、塩素・塩ビ関連企業の従業員が自発的に組織した「CHLOROPHILES(クロロフィル)」という団体があります。この団体はアンチ塩ビの動きに対する反論を展開して、インターネットを通じ全世界に情報を発信していてます。このクロロフィルと提携し、日本で活動を開始したボランティア団体が「Fact Finders」です。興味のある方はアクセスしてみては?
http://step.sopia.or.jp/kotoku/)。
 

★ 使用済み農ビが字消しに。ぺんてる(株)と(社)園芸いばらき振興協会が共同開発

 
  文具メーカー大手のぺんてる(株)と(社)園芸いばらき振興協会が共同開発した、使用済み農ビのリサイクル字消し「Yes消しゴム」が話題です。「Yes消しゴム」は、ぺんてるのエコロジー商品Yesシリーズのひとつで、リサイクルセンターでグラッシュ状に再生処理された使用済み農ビの原料3割に、ぺんてる茨城工場で他の原料7割を配合して作られます。サイズは大(100円)と小(60円)の2種類で、大小各1万個ずつを製造するのに150kgの使用済み農ビが使われます。
  子供も使う商品だけに品質管理も厳重で、残留農薬検査では食品の残留農薬基準をクリア。現在、官公庁や学校を中心に広く使用されています。塩ビのリサイクル製品の一例として販促ツールにも有効なこの農ビリサイクル字消し。ご希望の方は、最寄りの文具店またはぺんてる鞄結梹x店業態課(TEL.03−3866−6161)までお申し込みください。

 

★ 世田谷区が塩ビのリサイクル展。塩ビボトルの「小鳥の巣箱」など紹介

 

  東京・世田谷区役所が主催する「塩ビ樹脂製品のリサイクル再生品とパネル展」が、11月18日〜12月1日まで、三軒茶屋分庁舎1階のリサイクル情報コーナーで開催されました(協力=塩ビ工業・環境協会)。塩ビ製品のリサイクル状況に関する情報提供を目的に、当協議会が開発した塩ビボトル再生品の貯金箱や小鳥の巣箱をはじめ、パイプ、サンダル、携帯電話ケースなどのリサイクル製品およそ50点を各種のパネルとともに紹介したもので、来場者の中からは「塩ビがこんなにリサイクルされているとは知らなかった」といった声も聞かれるなど、区民にとっても塩ビを知る格好の機会となったようです。