2015年12月 No.95
 

「2015さいたま水道展」で塩ビ管の耐震性、耐久性をPR (塩化ビニル管・継手協会)

下水道展’15 東京
塩化ビニル管・継手協会のブース

 塩化ビニル管・継手協会は、10月21日〜22日まで、さいたまスーパーアリーナで開催された「2015さいたま水道展」【主催:(一社)日本水道工業団体連合会、後援:(公社)日本水道協会、さいたま市他】に出展。離脱防止金具付きRRロング管の展示により塩ビ管の優れた耐震性をPRしたほか、今年掘り上げたばかりの32年間使用のRR配水管と41年間使用のRR配水管なども展示して、耐久性でも十分信頼に応えられる製品であることをアピールしました。
 協会の担当者は「来場された方と話をすると、耐震性だけでなく、平常時にどれだけ使用できるかという耐久性に高い関心をもたれている。我々は50年と説明しているが、40年、50年と使ったパイプを掘り出して実物を見ていただけば、一目瞭然であることが分かってもらえる。古い塩ビ管を使用されている自治体も多く、今後の調査データを知らせてほしいという人も多い」と話していました。

離脱防止金具付きRRロング管 32年間使用のRR配水管 41年間使用のRR配水管
外観は新品と見間違えるほど
離脱防止金具付きRRロング管 32年間使用のRR配水管 41年間使用のRR配水管
外観は新品と見間違えるほど

●PVC nextが「関西e-mon(ええもん)展」に出展

関西e-mon(ええもん)展

 PVC next(大阪の塩ビ加工業界若手が組織するアクション・グループ) は9月15、16の両日、大阪マーチャンダイズ・マート(OMM)で開催された関西e-mon(ええもん)展に出展しました。
 e-mon展は、「大阪ギフト・ショー」の会場内に設けられた特別企画コーナーで、関西で作られたデザイン性の高いインテリア雑貨や服飾雑貨、新しい発想や技術を生かした商品などを展示・販売する商談会。出展できるのは、地元で生産・販売されているか主催者(潟rジネスガイド社)の審査を受けたものに限られ、PVC nextの出展も主催者の許可を得て実現したものです。

関西e-mon(ええもん)展 PVC nextブース

 PVC nextは、展示ブースと販売コーナー2つに出展し、展示ブースでは、過去に「PVC Design Award」で受賞した作品(TETRA、水槽バッグなど)や上田安子服飾専門学校とコラボした作品などを出展。  
また、販売コーナーではPC CELL(パソコンケース)や、今回のために製作したコミックイラストを印刷した「ぴたっとハンガー」と「ポーチ」なども販売しました。

●「子どもとためす環境まつり」 に7年連続で参加(VEC)

子どもとためす環境まつり
子どもとためす環境まつり
ブースに来場した矢田区長

ブースに来場した矢田区長

 中央区環境保全ネットワークと東京都中央区が共催する「2015年 子どもとためす環境まつり」(環境省関東地方環境事務所、東京都環境局ほか協賛)が10月31日、中央区立明石小学校で開催され、塩ビ工業・環境協会(VEC)が7年連続で出展しました。
 「子どもとためす環境まつり」は、次世代へ向けた体験学習型を柱に活動している同ネットワークが「子どもたちや地域の人々に環境問題についてより理解を深めてもらおう」と区内の小学校を会場に巡回開催しているもので、今年で12回目。その活動が評価され、平成27年度の3R推進功労者等表彰では「3R推進協議会会長賞」を受賞しています。
 今回VECのブースでは、フライングディスクの形状にカットした集光フィルムに自由にイラストを描いて、自分だけのオリジナル・フライングディスク作りに挑戦するミニ・ワークショップを開催。参加した子どもたちは、好みの色のシートを選んだり、夢中になってイラストを描いたり。完成したディスクの出来栄えに「面白かった。色がキレイ。柔らかい」と満足気な子どもたちもいて、楽しみながら軟質塩ビの面白さに理解を深めている様子でした。
 このほか、展示品の食品サンプルや塩ビ消しゴムなども人気を集めましたが、一緒に参加したお父さん、お母さんの中には、樹脂窓の説明に興味を示す人も多く、環境意識の高さを感じさせました。

●名古屋プラスチック工業展で「PVC Design Award 特別企画展示」

PVC Design Award 特別企画展示の模様

 中部地区最大規模のプラスチック産業展示会「名古屋プラスチック工業展2015」(主催:中部プラスチックス連合会、中部日本プラスチック製品工業協会、日刊工業新聞、後援:経済産業省ほか)が、10月7日〜10日まで、愛知県名古屋市の「ポートメッセなごや」で開催され、特別企画として「PVC Design Award」のこれまでの受賞作品が展示されました。
 主催者側からの招待を受けて開かれたもので、過去4回のアワードで受賞した様々な作品(2013年準大賞の「エアキン」や 2012年大賞の「PUSHION」、上田安子服飾専門学校とコラボしたPVCnextの入賞作品など)を集めた会場には、おおぜいの来場者が訪れて軟質PVCの新たな可能性を実感。ノベルティで配布した2011年の準大賞作品サクラも人気で、断面が光る集光性が来場者の興味を誘っていました。