2014年12月 No.91
 

塩化ビニル管・継手協会が創立60周年

関係者、来賓が一堂に会して記念行事。
さらなる発展を願って懇親のひと時

 日本のライフラインを守り続けて60年―塩化ビニル管・継手協会(根岸修史会長)の創立60周年を祝う記念行事が、9月19日の午後、千代田区大手町のパレスホテル東京で開催され、関係者、来賓らおよそ250名がつどって、塩ビ管・継手の普及と会の発展を祝いあいました。

 

 

●昭和29年、「塩化ビニル管協会」として発足

根岸会長 黒田製造産業局長

 塩化ビニル管・継手協会は、昭和29年「塩化ビニル管協会」として発足。その後、昭和37年には「塩ビ継手協会」と合併して、我が国の社会資本整備への貢献を目指した「塩化ビニル管・継手協会」が設立され、今日に至っています。この間、塩化ビニル管・継手は、上・下水道用をはじめ、農業用水、建設設備、ケーブル保護などの広汎な分野に普及。平成25年度の塩化ビニル管の出荷量は33万3千トン、継手の出荷量は3万4千トンにまで成長し、わが国の社会インフラに欠くことのできない資材として重要な役割を担い続けています。

 今回の記念行事は、無事60周年を迎えた同協会が、関係団体・企業・大学・販売店等、日ごろお世話になっている方々への感謝を込めて開催したもので、経済産業省の黒田製造産業局長と茂木化学課長、厚生労働省の宮崎水道課長、国土交通省下水道部の塩路部長と増田課長ほか多数の来賓を迎えて、「記念式典」「記念講演会」「祝賀会」の3部からなるプログラムが盛大に執り行われました。

●淑徳大学人文学部の北野教授が講演

北野教授 塩路下水道部長

 記念式典では、根岸会長の開会挨拶の後、会の発展に大きく貢献した5氏に対して感謝状を贈呈。続いて黒田局長が来賓挨拶を行い、戦後一貫して日本のインフラを支えてきた塩ビ管・継手の役割を称えました。
 講演会では、淑徳大学人文学部の北野大教授が「安全・安心な社会を目指して」のテーマで、永年の研究活動を踏まえた持論を展開。ときに人生訓なども交えながら、ユーモアいっぱいのお話で会場を沸かせました。

日本プラスチック工業連盟・
藤吉会長の発声で乾杯

 祝賀会では、塩路部長の来賓挨拶のあと、日本プラスチック工業連盟・藤吉会長の発声で乾杯して宴の始まり。塩ビ管・継手と協会のさらなる発展を願って、懇親のひと時を楽しみました。