2011年12月 No.79
 

「塩ビものづくりコンテスト」の入賞作品などを紹介

「IPF Japan 2011」に初出展。彩りあふれる塩ビの世界に「超オシャレ」の声も

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は、10月25日〜29日まで、千葉市美浜区の幕張メッセで開催された「IPF Japan 2011(国際プラスチックフェア)」(主催=国際プラスチックフェア協議会/後援=経済産業省、外務省ほか)に初出展。この春塩ビ業界一丸で実施した「塩ビものづくりコンテスト2011」の入賞作品を中心に、彩りあふれる塩ビの新たな世界を紹介して、人気を集めました。

 

●3年に一度の国際展示会

ケータイで写真を撮る人、作品を手に感想を述べ合う
女性たちなど、 展示スペースは活気いっぱい

 「国際プラスチックフェア」は、プラスチックとゴムに関する国内外の関係業界(原材料、機械、製品、リサイクル機器など)が一堂に会する国際展示会。日本、アメリカ、ドイツの3カ国がローテーションで開催を受け持つことになっており、前回の日本開催は2008年でした。
 毎回、世界各地からプラスチックとゴムのプロフェッショナルが数多く来場しますが、今回も5日間でおよそ4万4000人が足を運び、熱心な展示風景を繰り広げました。

 

 

●ひときわ華やぐ受賞作の展示

「塩ビものづくりコンテスト2011」で準大賞を受賞した「優雨(やささめ)」(上右)や、震災被災地を励ます「塩ビ太鼓」(下左)も

 今回の出展は、「塩ビものづくりコンテスト」に注目した展示会事務局からの誘いを受けて、コンテストの入賞作品などを中心に紹介したもの。
 来場者の中には、若者や女性の姿も多く、「これ、可愛いい」「超オシャレ」といった声が飛び交ったり、これまで塩ビとは関わりの薄かった精密機器や自動車などの業界関係者が訪れたりと、機械類や技術関係の展示が多い中、「塩ビものづくりコンテスト」の展示スペースは、ひときわ華やかな雰囲気を醸しだしていました。



●「北九州水道展」で地震に強いRRロング管をPR(塩化ビニル管・継手協会)

 塩化ビニル管・継手協会は、10月26日、27日の両日、北九州市の「西日本総合展示場」で開催された「北九州水道展」(主催は(社)日本水道工業団体連合会)に出展しました。
 今年は北九州市の水道事業100周年と重なることもあって、例年以上に来場者も多く、協会のブースにも水道事業者をはじめとする官公庁及び関連団体の関係者が多数ご来場。東日本大震災での水道管への被害に関心が高まり、耐震適合性を認められたRRロング管の効果も調査中ですが、展示会では、RRロング管の実物展示などにより、その優れた耐震性能を来場者にPRしました。

 

 

●「日経住まいのリフォーム博2011」に出展(VEC)

 リフォームによる生活の質的向上を目的に、その最新情報を紹介する「日経住まいのリフォーム博2011」(主催=日本経済新聞社)が、10月28日〜30日の3日間、江東区有明の東京ビッグサイトで開催され、塩ビ工業・環境協会(VEC)は(社)日本建材・住宅設備産業協会と共同出展しました。
 今回は、東日本大震災後の節電社会に訴えるため「省エネリフォームで節電しながら快適に」をテーマに掲げ、塩ビサイディングや塩ビサッシの遮熱効果体験装置などを使って、塩ビによる住まいの省エネ、健康性をアピールしました。

 

 

 

●「子どもとためす環境まつり」に3年連続出展(VEC)

 中央区環境保全ネットワークと東京都中央区が共催する「2011年 子どもとためす環境まつり」が11月26日、同区築地の区立京橋築地小学校で開催され、塩ビ工業・環境協会(VEC)が3年連続で出展しました。
 「子どもとためす環境まつり」は、同ネットワークが「地域の子どもたちの環境マインドをみんなで育てよう」と区内の小学校を会場に巡回開催しているもので、今年で8回目。体育館の一画に設けられたVECのスペースでは、VECの担当者の指導で、親子連れの来場者がプラスチック玩具の手作りに挑戦。完成品を手にうれしそうな表情の子どもたちで、会場は終日賑やかな喧騒に包まれていました。