2010年6月 No.73
 

●「下水道展‘10名古屋」(7月27〜30日)に出展予定(塩化ビニル管・継手協会)

  塩ビ管をイメージしたブースデザイン(予定)

 下水道業界最大の展示発表会「下水道展‘10名古屋」(主催:(社)日本下水道協会/後援:国土交通省、環境省ほか)が、2010年7月27日〜30日までの4日間、名古屋市の「ポートメッセなごや」で開催されます。(開催時間は10:00〜17:00。但し、27日は10:30開始、30日は16:00終了)
 同展は、下水道に関する設計・測量、建設、管路資器材、下水処理など幅広い分野の最新技術、機器等を一堂に集め紹介するもの。塩化ビニル管・継手協会では、実物の塩ビ管・継手を使用した耐震配管モデルやリサイクル塩ビ管を使用した配管モデルの展示のほか、40年以上前に埋設された塩ビ管及びリサイクル受入場に実際に持込まれた使用済み塩ビ管なども展示して、「長寿命で、リサイクルにも適した塩ビ管」をPRしていく予定です。
 期間中は、下水道関係者の情報交換や交流の場として下水道研究発表会なども同時開催されます。塩ビ管の最新情報、そして日本の下水道事情に関心のある方はぜひご来場ください。詳しくは専用ウェブサイト(http://www.gesuidouten.jp/)まで。

●「建築・建材展2010」で、塩ビ建材の環境性能、耐久性をアピール(VEC)

注目を集めた塩ビミニハウス(Vien Pod)  

 塩ビ工業・環境協会(VEC)は、3月9日〜12日まで江東区有明の東京ビックサイトで開催された「建築・建材展2010」(主催=日本経済新聞社)に出展。「窓で減らそうCO2」「長持ちさせよう大事な住まい」をテーマに、塩ビミニハウス「Vien Pod」の実物や各種パネル展示などを駆使して、塩ビ建材の環境性能、耐久性をアピールしました。
 同展は、各種建材の最新製品や関連製品などを一堂に集めて紹介する国内有数の建材総合展示会。第16回目を迎えた今回は、4日間の来場者が約13万人を数えるなど例年どおりの人気を集めましたが、VECのブースにも、塩ビ建材の最新情報を求める設計者や工事業者などがおおぜい訪れ、連日の賑わいを見せました。
 今回のVECの展示は、「窓と外壁」という切り口から環境問題の解決策を提案したのが特徴で、特に、サッシやサイディング、床タイルなどの塩ビ建材をフル活用した塩ビミニハウス「Vien Pod」は、塩ビ業界が提案する新発想のエコ建築としてバツグンの注目度。また、塩ビサッシに関しては、内窓(既設の窓の内側に増設するタイプ)設置前後の室内温度の変化を測定したデータのパネル展示や、そのデータを使って内窓の効果を特集したテレビ番組のVTR上映などを組み合わせて、塩ビサッシの優れた断熱性と省エネ性をわかりやすく説明。

  窓・サイディング展示コーナー

 このほか、去る3月8日にスタートした住宅版エコポイントに関する情報提供にも取り組み、塩ビサッシが制度の対象となっていることを知った来場者からは「エコポイントを使って導入を検討したい」という声も多く聞かれました。また、会場アンケートの結果からは、塩ビサイディングと塩ビサッシの認知状況や、今後の普及拡大への課題なども明らかになっており、今回の展示活動はVECにとって収穫の多い4日間となりました。